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カテゴリ:ゲーム全般 >  レトロゲーム、ほか

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「面白いゲーム」ってのは最新のゲームの基準をクリアしてからの話なんだ・・・
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donkey_up
勝ち逃げを許すなw
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あ、これだ続きを読む

PS3が出荷終了(生産終了)になるそうです。
私は既に卒業しちゃってますが、わりと最近まで遊んでいたので
同時に今後はもうPS3では厳しいというのもハッキリ感じていたので、
ホントに感慨深いものがありますね。
10年戦ったというのもあるけど、間違いなくこのハードのおかげで
私は新しい遊びを知る事ができたしその幅を押し広げることができたし。
昔思い描いていたゲームの進化のひとつの完成を見た気がします。
逆に言えばそこを体験していなかったら、別にそれ以上のものを
求めることもなかったかもしれないと思うんですよね。
今でも「ゲームは進化しなくていい」という人がいるし、
実際ついていくのは大変な部分はないわけではないけど、
でもやっぱり遊んでいると「もっと面白いの遊ばせてくれ~~~!」と思うw
ここを通過していなかったら、私もおそらくゲーム自体にそんなに
ハマり続けることもなかったかもしれないなと。

例えばPS3時代にはムービーゲーがハッキリと否定された。
でもムービーだけを見れば今でもめちゃくちゃキレイなんですよねw
もちろんCGムービーも今は映画とかでも「どこからがCG」とか考えるのが
馬鹿らしくなるほど進化し続けているので古いものは当然アラがあるんでしょうが。
営巣だけで言えばFFやメタルギア、洋ゲーなどにも圧倒されました。
が、最初はやっぱり見てて疲れたw

しかし映像美が追求されると同時にそれを使ってどう遊ぶかというのが
この世代ではどんどん開拓されていって、ひとつにはオープンワールドだったり、
FPSだったり、そういったものがPCや箱などと一緒になって伸びていって。
バットマン、アサクリ、スカイリム、GTAなんかは私にとっては
まさに夢見た世界だったし、クライシスとかでFPSも体験するようになって
その世界の中へ入り込んでいくというのがこんなに面白いとは。

自分は経験していないけどそれ以外のゲームやジャンルも
どんどん進化していって、その過程はホントに大変だったんだろうけど、
ここでの地道な努力の積み重ねがあったればこそ、
今につながっているんだと実感できますし。

革命的なものばかり評価されがちだけど、PS3はしっかりとゲームのバトンを
次世代へ繋いだハードとして名を残すだろーなという気がしますな。


ただPS3の数々の名作は今やるといろいろキツイのがね・・・(;´∀`)
ホントは全部PS4移植とかされて快適性がアップすればいいのにとは思うけど
メーカーにそんな事やってる余裕はないからねー。
それにどうせなら新作でもっと良いものを作ってほしいし。



あと先日スカイリムのブログはlivedoorなんだけどアクセス解析見てたら
PS3からのアクセスが0.1%あったんですよね。Wiiも0.2%あった。
そういうとこからでも見てくれてる人いるんだなーとか。
PS4やWiiUはなかったw
PS4はゲーム機以外の機能を使ってる人はあまりいないイメージあるけど
PS3は一時期はなんかぶっこんで別用途のマシンにしてたって話も聞くし
(それ潰したので訴訟になったらしいがw)録画などを始め、
いろんな機能をテレビで楽しめるようにしてたんですよね。
ゲーム機としては結果的にそういう方向性の機能は足を引っ張る事が多く、
マイナスなイメージはあったけど、PS2はDVDプレイヤーに使ってた人も
めちゃくちゃ多かったし、思想や理想としてはそういう方向性は
決してやる意味がなかったということはないんだろなーという気がします。

ただHDDがついてる以上どうしても値段が下がらないので、
その価値を知らない層にはやっぱり高いって印象は仕方がないところっすかね。
PS4も1TBは欲しいし。。。



ところでPSnowのWindowにPS4タイトルが追加されるようですね。
これは素直に嬉しいけど、何が出るのだろーか。
まあ私はハードそのものにはあまり執着しない人間なので、
遊びたいソフトがあればやるという感じですけど、
PCで使ってる箱コンもだいぶヘタってきてるのでPS4コンを買うのも
ちょうどいいかなという気もします。Steamも正式対応したしね。

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せっかくなので気になってた「あれ何だったんだろう?」という
思い出と呼べるほどの記憶もないけどなんか覚えている、
そんな当時のPCゲーを調べてみたんですが、断片的な記憶のキーワードで
あれこれ検索してたら出てきましたよ情報が!やはりネットは凄いのうw

「タイムトンネル」というアドベンチャーゲームです。
発売は1984年だそうです。
タイムシークレットの続編だそうで、開発者は日本の方らしい。
が、その詳細は一切不明、しかし伝説的ゲームプログラマだそうです。
なんだろうこの黎明期らしさ全開の謎っぷりはw
コーエーのシブサワ・コウも最近まで謎の人だったし、
開拓時代みたいな感じがしますね。

PCで操作はするんだけど、カセットテープを横にくっつけて、
テープを入れて遊ぶという正直仕組みがよくわからないw
当時は記憶媒体がフロッピーディスクやカセットテープだったらしいです。

んで内容も正直全く覚えていない。
ただSF要素のあるアドベンチャーゲームでタイトルどおりに、
一応目的があって、それを探すためにいろんな時代へワープする。
場所はウィーンや平安京。たしか自由に選べたんですよね。
でもどこへ行っても何していいのかわからず詰むw
ウィーンがどこかは知らなかったがベートーベンが出てたような?
音楽がなくて、無音の街の画像をさまようという、妙な印象だけがありました。

解説してくれているサイトを見ましたが情報を読んでも、
記憶とつながる部分はありませんでした(;´∀`)
しかしこの時代に画面数140でマルチエンディング、
様々なPCに移植されていた名作だったようです。



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もうひとつ発見しました。「殺人倶楽部」というゲーム。
最初の発売は1986年。ビバリーヒルズソフトという会社の発売で、
見ての通り洋画のようなグラフィックなので洋ゲーなのかと思いきや、
普通に日本の福岡の会社で、しかもその元スタッフが妖怪ウォッチなどで有名な
「レベルファイブ」の立ち上げにも関わっていたんだそうで!
アニメなどもそうですが、海外の人まで「え?日本が作ってたの?」と
思うくらいに雰囲気バッチリな舞台も主人公たちも海外の作品を、
普通に日本の制作会社がたくさん作ってたのに改めて驚きましたw

しかしグラフィックを見るとホントに時代あってんのか?と
疑ってしまいますが、このハードボイルド探偵のような雰囲気は間違いない。
JBハロルドという架空の警察官が主人公で、なんだかんだで
第七作、2007年まで続いており、2008年にはこの第一作目の
殺人倶楽部がDSに移植されているそうです。

内容はいかにも探偵もの(警察官だが)らしく、殺人事件の捜査のために
現地へ赴き、あちこちで聞き込みをし、証拠や証言を集め、事件を解決していく
オーソドックスなアドベンチャーゲーム。
当時私は外で遊ぶより図書館に入り浸るタイプで、ルパンやホームズなどの
推理小説(子供向け)を読んでいたのでこのゲームもハマっていたんですが、
もちろん捜査は全く進行しませんでしたw

たしか手帳や地図など推理モノっぽいグッズが付属してたと思います。
これもBGMがなく全体的に静かで、実際そこへ行ったような気分だったな。



昔のPCゲーム日記は多分以上です。
ロードランナーとか全国版じゃない最初の信長の野望とかもPCでしたが、
あとは覚えているものはなくもないけど検索キーワードすらないレベル。

父がどういう経緯でPCやパソコン通信をしていたのかはよく知りません。
ワープロもあったし仕事で使ってた前提があったとは思うんですが・・・
でもコンピューター関係の仕事じゃないんだよねw
全部「PC」とひとくくりにしていますが、機種がどれかも知らないし、
細かい部分は聞いてないのでわかりません。
しかし振り返ってみるとウチが金持ちだったはずもないので、
両親の間でそのへん巡って攻防があっただろう事は容易に想像できます(;´∀`)

あとは親兄弟以外にも環境的に周囲に大人がたくさんいたので、
PCに限らずゲーム以外もアニメや漫画、映画やテレビ、本や玩具などなど、
いろいろ面白いものあるよーと教えてくれたのはラッキーだったなと思います。
体が弱く外でバリバリ遊ぶより休み時間に一人で図書館いるタイプだったので
当時そういう子供は必要以上に心配されてたので構ってくれたのもあるだろうし、
多分私もなんでもホイホイ食いつくタイプだったのでしょうw

ちなみにさんざん「影響受けた」と書いてるくせになんですが、
私がオタク道にハマるようになったのはそれが原因ではないです。
中学くらいになると自分の進路とか反抗期とかアイデンティティとか
あれこれ考えるようになって周囲と比較した時に、自分にはその方向性が
あいていたし向いていたというだけで。
結果的に、子供の頃にいろいろ体験していた事が糧になって役に立ったかなと。
学校の授業と同じで先々で使う事がなければ忘れ去られていたと思います。
習い事とかもなーんも身につかなかったものもあるしねw

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PCゲームの話してたらいくつか思い出したものがあったので続き。
今回はジーザスという1987年に発売されたアドベンチャーゲーム。
スクウェアと一緒になるまえの、エニックスが製作で、
音楽はすぎやまこういち。DQ1のフィールドの曲を聞ける場所もあります。

当時のアドベンチャーゲームというと基本的に一枚絵で、
提示されるコマンドを選択して進むシンプルな方式。

このゲーム、見てわかるとおりグラフィックがかなりいいす。
主人公はイケメン、ヒロインの恋人は美少女!



さらに主人公は恋人がいるというのに、年上のおねーさんに
いきなり「ベッドマナーを教わる」展開になりますw
このへんはいかにもエニックスっぽいですねえ。
もちろん邪魔が入って何も出来ないんですが、親と一緒に遊ぶゲームじゃないw
ファミコン版移植の際にはカットされたそうですw

PCゲーは当然ながら子供が遊ぶ前提では作られてなかったですが、
ドラクエもそうだけどアダルトっぽい雰囲気入れたがってた印象。
エロだけじゃなくて、前の酒場の話もそうだけど大人の世界への入り口というのか
そういう雰囲気のある作品は結構あった気がします。

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ストーリーは、簡単に言うとエイリアンですw
2つの宇宙船が何かの調査中、宇宙船Aとの連絡が途絶える。
もう片方の宇宙船Bに乗っていた主人公は、宇宙船Aに調査に行く。
そこでは次々と乗組員が死を遂げており・・・という内容。

ただ当時のゲームらしく選択肢をミスるとすぐゲームオーバー。
フラグを建て忘れるとどうあがいてもゲームオーバーという感じ。
宇宙船の中を行ったり来たり、逃げたり隠れたりしながら、
ラスボスを倒すための仕掛けやパネルを操作してバルブをしめるみたいな
いかにも当時のSFっぽい要素が一杯あった気がします。

家族であーだこーだ言いながらひとまずクリアしたっけかな。
敵側のエイリアンの印象もよく覚えてるし、ミステリーでありがちな
「実はあの人物は敵じゃないか?」「じゃないと整合性が」みたいな話を
家族がしてたような印象もありますね。
おそらくクリアしたPCゲーはこれだけだったと思います。



あとこのゲームも面白かったけど、グラフィックも影響受けましたねー
当時父が買ってたパソコン雑誌は総合雑誌でパーツやらプログラムやら
買い取り情報とかなんでも情報が乗ってて興味を持ちましたし。
結果的には何も反映されなかったけどw

ファミ通などのゲーム雑誌ではないのでゲームコーナーは少しある程度で、
そんなに扱いが大きくなかったんだけど、PCゲームは漫画やアニメとも
少し違ったビジュアルが印象的でした。ほとんど覚えてはいないけど。
このジーザスはヒロインやおねーさんは当然としておっさんやメカやSF要素、
あとは演出みたいなのも好きで真似して描いていたっけな。

ちなみにエロゲコーナーも2頁だけあってそらビックリしましたが、
エロだけじゃなくやっぱりグラフィックとか美少女の描き方とか真似してみたりw
絵柄に関しては節操無くなんでも真似していたんです。
テレビでも普通にラブシーン流れてたし、映画もそうだったし、
今と比べるとかなりおおらかな時代でした。

とはいえPCは親がいる時しか使わせてもらえないし、
ファミコンみたいに情報が入ってくるわけでもないし、
自分でゲーム買う金もないわけで、その後離れてしまったのもあって、
結局エロゲーを遊ぶ機会はありませんでしたねー(;´∀`)

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私的5大RPG、最後はダンジョンマスターです。
(ドラクエは今までも何度も書いてるのでw)
説明書などは一切手元にはありません。発売は1987年。なんかこの年凄いなw
これも多種発売されてるようなのでバージョンとか不明です。
画像も拾ってきたけど合ってるかわかりませんw


プレイヤーは3D(っぽく見える)ダンジョンを攻略していくという
あまりにもシンプルな内容なんですが、その見た目やリアルタイム性は
当時はまさに革新的でその後のゲームに与えた影響は絶大だったと思います。
FPSダークソウルとでも言えばわかりやすいかな?

マス目状のマップをマッピングしながら進むのだけど見えるのは前のみ。
単純に横向いたりするだけでわりとマジで迷うw
ものを投げると奥の暗がりに消えていく。
そこに何か動くものが見えると・・・既にその瞬間にもう戦闘が始まっている。
プレイヤーはのんびりコマンド入力してる暇なんかない。
リアルタイムで敵も動いているのでどんどん攻撃してくる。
1体相手でも大変だけど2体、3体になるともう大変。
しかも知らない間に敵が横や後ろに回り込んでて、振り向いてる間にも
ガシガシやられるという。
なので常に周囲を警戒して、足音などに耳をすませたりする必要がある。

またリアルタイムで腹が減って喉が渇くので食料や水を摂取していく
かないといけないサバイバル要素もあって、
他のRPGはまだじっくり考える時間があったのだけど、それを許さない。
安全地帯のないゲーム。

なんだか凄いゲームだったけど、ビビリ具合も半端無く上がって
ホントに怖かったなーw



しかしこうしてみると基本的にクリアどころか序盤で終わってそうな
そんな作品ばっかりで果たしてホントにRPG好きだったのか?というのは
だいぶ疑問が残りますねw
ダンジョンRPGという意味では後年にクリアしたものもいくつかありますが。
ちゃんとエンディングを見た、というのはドラクエ3が初ですし。

というかこの頃のゲームってクリアの概念がまだ微妙で、
ゲーセンタイプのものには一応エンディングで「そこで終わってね」っていう
「システム」として用意されてたんだけど、FCゲームの中には
スパルタンXみたいに何事もなかったかのように周回してくやつとかありますし。
レッキングクルーは私の中では「完全クリア」を達成してるゲームですが、
裏面はやってないしなー・・・と思って調べても裏面の情報はどこにもない。
友人や雑誌のガセネタで「存在しているのにあると思わされてた」だけっぽいww
そもそも子供社会の中では、エンディングがちゃんとあるのか?作ってあるのか?
誰も見たやつがいないぞ?というゲームも多かったしなw

事実子供だましなものや、儲かりそうというだけで適当に出してた会社もあるし、
任天堂はそのへんのラインをチェックしていたらしいんだけど、
昔気質で顔なじみや相手の格でだいぶ対応に差はあったようですし。
多分こういう体験を今おっさんができるとしたらSteamやスマフォ、
インディーズ系になってしまうんでしょうね。


PCゲーはその後離れてしまい、SFCも自分では所持してなかったし、
ゲーセンゲーマーになっていって、完全に一度途切れているので
今振り返ってみてもかなりあやふやな記憶しか出てきません。

ただ大半の人が同じように昔から洋ゲー和ゲーなんて区別をせずに、
どちらもちゃんと発売していたし楽しんでいた気がします。
基本的に面白ければいいわけだし、どこが発売しているかとか
誰が作っているかっていうのは本来そこまで問題じゃないのかな。
というかブランド化が進みすぎてしまって、看板対決しちゃってる面は
あるのは仕方がないとは思いますが。
ウルティマ派とウィザードリィ派で激しい闘いがあったかどうかなんて
別に知りたくないし、余計な裏事情を気にせず遊べた方がいい。


あとはやはりこの時代はひとつのアイデア、ひとつの技術、
そういったものがどれも新鮮で革新的に感じられるほど、
ユーザー的にも見た目にもわかりやすい時代だったんでしょうな。
私もドラクエ2のタイトル画面でタイトル文字とバックの絵柄?が
クロスしてくだけで感動できたしw
ある意味早い者勝ち、やったもん勝ちな時代だったような気もします。

今は高度な技術やアイデアが実装されててもパッとわかんない事ありますし。
ユーザー側も知識がないとそれがわからず、トンチンカンなクレームつけてたり、
ネット上でわからない者同士が煽り合ってたりしますしねw
プレイしてれば「あ、これ凄いな」と思ったり気がつくことも多いんだけど、
動画じゃそこはわからないし。


なんとなくだけど今回いろいろ古いゲームを調べてて思ったのだけど、
ようするに私の場合は「一本の完成されたゲーム」とか「総合評価」とか
「クリアする喜び」とかは基本的にあまり大きな問題ではなくて、
「いかに新鮮な体験ができるか」「どんな未知の世界が広がっているか」
という出会いがゲーム体験の基礎になってたんだなーと改めて思いました。
そういう意味では今も全然変わってないのかもね。


新作やらないと書くことがスカイリムか懐古厨みたいな話しかないですねw
やっぱり何事も更新していくのが大事なのかなーとか思う日々です。
せっかくなので思い出のPCゲーのお話の続きでも書いてみよかなと。

レトロゲーといえば当然ファミコンも外せないんですが、
おそらく同世代の人は大抵プレイしてるものしか遊んでないと思うし、
例によってほとんど2面あたりで死んでるので正直あまり語れないんですよね;;
感想という意味でも多分ほぼ同じじゃないかなと(;´∀`)



しかしファミコンでこのウィザードリィと遊んだ人も多いのじゃないだろか。
言わずと知れたコンピューターRPG元祖のひとつ。
元ネタ論とかさほど興味はないけど少なくともゲームの歴史において
このウィザードリィが教科書に載らないなんて事はありえないでしょうね。

あいにく説明書などの当時のものは一切手元にないです。
実家にはマッピングした紙切れ一枚くらいはあるかもしれないが。


ウィザードリィの発売は1981年のApple2が最初だそうです。
あのスティーブ・ジョブスが世界初家庭用個人向けに発売したゲームPC、
Apple2だったとは知らんかった。このへんもPCファンには熱い話題でしょうね。
日本での発売は1985年ころみたいです。

実を言うとウィザードリィにはそれほど思い出がありません。
私がプレイしたのがどれだったのかもよくわからない。
キャラ作ってパーティー組んでダンジョン潜っていたのは間違いなく、
ただマッピングが必ずどこかズレるという思い出が一番かなw
方眼紙ノートを使ってマッピングするんだけど、家族全員でやってても
何故か必ずどこかおかしくなって詰むw

あとは一歩ごとにエンカウントしないかビクビクしてたっけ。
エンカウント時の音が怖かったのは印象にあります。

多分ほとんど攻略が進まないまま終わったんじゃないかなー。



ただ当時似たような感じのゲームがたくさんあった事だけは覚えていますね。
画面がほぼ同じスタイルの簡単な迷路を抜けるだけの、
アラレちゃんかなんかのゲームの記憶があって、
ニコちゃん大王に出くわすとゲームオーバーというのがありました。
調べても情報が出てこないので版権ゲーだったのかも怪しいw

当時ウチの親はパソコン通信で謎のゲームをどこかからか入手してて、
中には技術者の人が作ったのもあったそうだからそういうものだったかも。

ただひたすらあのフレーム的なダンジョンを進んで、
何の予兆もヒントもなく行き止まりにつくと同時に何かが出てくるという
若干恐怖を植えつけたようなものだった気がしますねえw


あとはやはり「ドラクエのベースになった」というのがデカイかな。
ドラクエ物語みたいなので堀井雄二や中村光一などのスタッフはもちろん、
上層部の人まで「ウィザードリィをクリアしてないなんて言えない・・・」と
徹夜でクリアしたみたいなエピソードが印象的でしたね。

最近でもウィザードリィオンラインなどで冒険者の心をバキバキ折ってるそうでw
さすがに元祖タイトルは強いですなあ。
ダンジョンRPGというジャンル自体が非常に根強く手堅いですしね。
ウルティマもオンラインの元祖みたいなもので、まさになんでもありの
究極な自由度だったそうでそれに衝撃を受けた人も多いと聞きますし、
このへんの王道タイトルはやはり強いなあという気がします。


説明書シリーズもこれでおしまいですが、最後はウルティマ4。
真ん中の操作説明書、左側は魔法の書、右側は歴史の書。
たしか記憶ではこれに加えて布製のワールドマップがあったような。
発売は1985年。日本のパソコン・ゲームとして出たのが1987年。
(当時のパソコンは日本と海外で別々で互換性はなかったそうな)
1989年にはファミコンに移植されて発売したそうです。
多分これは1987年の日本版でしょうね。

ウィザードリィと並ぶコンピューターRPGの二大タイトルです。
ドラクエはこの2つを上手にアレンジして子供向けに作ったというのも
よく知られた事ですが、もしかしたら衝撃度で言えば私の中では
このウルティマ4のが大きかったかもしれませんね。
思い返してみるとそれくらい思い出はあります。正確性はかなり怪しいけどw

副題がクエスト・オブ・アバタール。
既にこの時代には「敵を倒すだけのものはもう飽きた!」と言われていたのか。
目的は3つの原理と8つの徳を身につけ「賢者になる事」。
ガキんちょだった私に賢者とか徳の概念なんてわかるわけがないw


このウルティマはいわゆるオープンワールドで、各地に8つの徳に準じた
街や城がいてそれぞれに特徴があるしっかりした世界観が存在しています。
オブリビオンやスカイリムでウダウダ長い話しを聞いて眠くなってるような
そんな感じのが既にこの時代から存在していたというね。

んで主人公はそれらの街に住む8人の職業の中から、
タレット占いで選ばれたキャラクターになってスタート。
戦士なら城から、僧侶なら寺院から、吟遊詩人なら酒場からといった具合。
選ばれなかった他7人はそのスタート地点に行くと仲間にできます。

SFCのドラクエ3で導入されたあれの元ネタとでも思ってもらえればよいかと。
この最初のタロットのシーンが妙に印象深くてなんだか不思議でした。
映画でも普通の子供が町中のちょっと変わったお店みたいな所から
異世界へ旅立つみたいなの多かったけどそんな感じだったかな。

しかし今みたいにクエスト表示もなく、明確な目標提示は一切ない。
まさしく「何をすればいいのかわからない」状態w


一応王様に会いに行くと「3つの原理と8つの徳集めてこいよ」みたいな事を
教えてくれるというのは何度かやってるうちにわかってきてたかな?
ただスタート地点によってはこの王様に会いに行くことすらキツイですからねw
そして目標言われたところでどうすればいいのかわからない。

じゃあもうわからんのでブラブラするわw
と、あてもない旅に出て各地でモンスターや山賊と戦ったり、
海から一方的に砲撃しまくる海賊から逃げたり、
洞窟らしき場所に迷い込んでトラップで死んだり・・・

まさに究極的な自由度に遭遇したのは今作が初めてだったと思います。たぶん。
そんな時にこのガイドブックを見て、「これはあの街では?」とか、
「会ったら死ぬって言われてるモンスターに出会っちまった・・・」とか、
まさにこのガイドブックが冒険の書として機能していたんでしょうね。


ただよくわからんままでも結構楽しくて、このゲームには月の満ち欠けで
時々ムーンゲートというワープゾーンが出現するんですが、
それに飛び込んで全然知らない地へ行くのが面白かった。
「月の満ち欠けってなんぞや?」ってレベルの理解度だったので、
帰り方がわからなくてそのまま終わってしまった事もあった気がしますがw

しかしその先でモンスターばかりが住んでる街があったりして、
会話するとやけに冷静で難しい事を言う、今ではわりとあるけど
当時モンスターと交流できるという発想が私にはなくて新鮮でした。
賢者になるという目標も悪いボスがいるわけじゃない世界というので、
「勧善懲悪」でないものがあるんだなーと。


システムに関しては一通りの基礎システムは完成されてたんだと思います。
この頃の魔法の解説って今みたいにエフェクトやアニメ演出みたいなのが
あんまりない時代だったので結構かっこよくなかったり(笑)
その割には小難しい事書いてあって全然理解できないし使いこなせませんでした。

基本的にキーボード操作なので、方向キーなどを使って操作するんですが、
魔法はキー押した後に更にアルファベットに対応した魔法を押すという感じ。
まずキー配置覚えてないので毎回探さなければいけないw
そんな事やってるうちに死ぬわけですw


よく使うT(Talk=話す)、A(Attack=攻撃)だけは覚えてたはず。
あとはその都度説明書を見て、キーボードを見てキーを探す。
そして、ある時事件が起こる。
私的ゲーム史に残る大事件が!
店の店員に話しかけるつもりで、Tと間違えてAを押してしまい、
いきなり店員との戦闘に突入してしまう!
「味方に攻撃してはいけない!」と思いわたわたするも、
結果的にどうしたのかは覚えてませんw

が、その後街中の衛兵が一斉にこっち向かって走ってきて、
フルボッコにされたのはハッキリと覚えている・・・。

あれ?どこかでそんなゲームやってませんでしたっけ?

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・・・洋ゲーは変わってないんだ。変わったのは私だったんだw
なんだかそう考えるとスカイリムにハマったのも不思議はないかもしれませんw


しかし今回改めてガイドブックや説明書を読んでみたんですが、
やはりこういうかつてはゲーム外で補完する要素が基本的に全て
ゲームの中に入っているというのは非常に面白いですねー。
時代の変化を感じます。
まあそれ以上に情報が増えすぎて結局ネットとか海外サイトまで行って
ほじくらないといけないくらいの容量になってるんですけどねw


海外はテーブルトークRPGのシステムを重視しているのか、
会話で情報を引き出していくというのがやはり好きなんでしょうね。
このウルティマ4も会話に関しては結構奥深いシステムだったみたいです。
街の人に話しかけると「名前」「容姿」「仕事」「健康」を聞くことができ、
例えば仕事を聞いて「グレムリン狩りをしておる」という話しを聞けば、
「グレムリン」「狩り」などを聞けば更に情報を得る事ができるそうです。
(入力はキーボード・・・w)
こうやって会話でどんどん情報を入手していくことで、キーワードを得て、
ゲームの重要なヒントを入手したり、クエスト的なものを進める事ができる。
オープンワールドRPGの面白さはやはりこういう会話にあると思うので、
そのへんも昔っから変わらないんだなあと実感しました。

ファミコンがヒットする過程でそうした要素が子供向けにアレンジされて
簡略化していったものが、日本で独自の進化をしてまた複雑化していって、
新しいRPGの概念を作ってったのかなーという気もしたり。



ところで先日のソーサリアンの日記、画像が何度更新しても表示されんのだけど
なんなんでしょうかね?
以前も自分で撮影した画像が何故か表示されなかったりして、
yahooブログの画像どういう仕組なんだろか。。。


先日の三國志のにつづいてもうひとつ懐かしいゲームの本。
こっちは全176ページの説明書兼解説書。
ファルコムから1987年に発売されたソーサリアン。
第二版と書いてあるのと、何版を買ったのかはわからないので、
時系列は不明だけどおそらくドラクエ2かそこらの頃に遊んでたのかな?

今は軌跡シリーズやイースなどで有名なファルコムですが、
親父についてってよくパソコンショップみたいな所に行くと
ファルコムコーナーみたいな所があった記憶。
まあ当時も今も子供がうろつける場所なんてそう多くはないしねw


ソーサリアンはキャラメイキングが楽しくて、いろんなキャラを作成しては
無駄に死なせて時には寿命で転生したりとかやってた記憶。
死んだキャラは寺院で復活できるんだけどロストする危険があったと思うw
この頃のゲームって勇者=不死身って概念あんまなかったっぽい。
むしろそれまでのゲーム同様残機使い捨ての精神だったのかw

冒険に連れて行かないキャラはその間、別の仕事しててその設定ができるので、
収入の多いのにつかせていたっけかな。
なんかそういうのがRP好きに影響あったんでしょうかね。

横スクロールアクションなのと、謎解きが結構難しくて、
当時のゲームはどれもそうだけど難易度は結構高い方じゃないだろか?
まあ所詮は小学生の知恵なので・・・w
PCは常に自分で遊べる訳じゃなかったしね。


魔法がたくさんあるんだけど、読み方と訳が書き込まれているw
魔法ほぼ使った記憶ないしシステムも理解してなかった気がするんだけど、
一生懸命辞書引いて覚えたんでしょうかねw
何も書き込まれていない所はおそらく辞書に載ってなかったんでしょう。
「パソコンで調べるんじゃダメだ!辞書をひけ!」などという
老害もいまだ多いと聞きますが辞書には物理的限界がありますからね。
ついでに多分意味は理解してないw
100くらいあるうち、Fireだけは炎と理解しているのかチェックしてあって、
多分それは一応使ってたっぽいけどThunderはもうダメだったっぽいw

さすがに今見るとほとんど名前だけで効果は想像つくんだけど、
当時のゲームでそれをどう再現していたのかはわかんないすね。


シナリオは全部で15。
内7つに○が書きこんであったのでクリアした数でしょうw
同じシナリオばかりやっていた記憶があります。
むしろこの解説書にあるイラストとかを見てイメージを膨らませる方が
メインの遊び方だったのかもしれませんな。
当時はグラフィックは仕方ないにしても本とかのイラストでは
結構海外ファンタジーみたいなリアル派のが多かった印象もありますね。

このソーサリアンはシナリオに凝ってるRPGという事で、
シナリオといってもこの頃のゲームというのは主人公や敵ボスが
なにかに迷ったりどうこうとかそういう話はでなく、
あくまでもプレイヤーは最大4人の冒険者を操作して関わるというだけで、
言ってみれば「サブクエスト」みたいなものを集めた感じです。

15のシナリオそれぞれは独立しており関連性もなく、
世界観的なつながりもなくて、砂漠でボスを倒して秘宝を見つけるものや、
海賊船に乗って呪われた島に行ってドラゴンと戦ったり、
推理小説みたいな謎を解読して先へ進むものなどなど。
私はギリシャ神話の世界にはいりこんでいくクエストが好きでした。

調べてみると追加シナリオディスクが出たりして息が長い作品だったようですね。
ソーサリアンシリーズは2012年ころまではなんだかんだで続いてたみたい。
当時のファンタジー作品の多くはやはりマイナーの領域を出ていなくて、
でも雑誌や小説みたいなものは出てて、今なおほそぼそと続いている印象w
ただ昨今はネット時代になって結構同じ趣味の人と妄想話しで盛り上がれるので、
やはり変わらず一定の人気があるのかなと。

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グーグル検索で出てきた画像ですがこんな感じだったっけか。
横スクロールにジャンプつきという、いまだに苦手なジャンルですが
ご多分にもれず何のヒントもない場所に隠し扉があって、
「そんなん見つかるかい!」みたいな感じだった記憶がありますねえw

ドラクエ1~3、ウルティマ4、ウィザードリィのどれか、
ダンジョンマスター、そしてこのソーサリアンが私のRPGの原典でしょうかね。
他にもあるんだけど正直思い出や記憶を確認する手段がないので・・・w
イースやゼルダも印象は残ってるんだけど、半ドットずらして戦うみたいなのが
とにかく下手でまるで手がつかなかったっけか。

この頃のRPGはスペックの問題もあってあまり多くを語ることができず、
私もガキんちょだったのでほとんど理解できてなかったと思うんだけど、
それを補完させる書籍やイラスト集みたいなのがたくさんあって、
そういうものから得た無駄知識やインスピレーションとかの影響は
かなり大きかったのかなーという気がしますね。

逆にその後の作品でドラクエとかの世界観をまんま乗っかった感じのが
どうも許せない部分もあって、ファンタジー世界のバックボーンを知るべく
歴史とかにも興味を持ちだしたきっかけだった気も。
今でいうにわか叩きに近いものがありますねw


5つとも似たような部分もあるファンタジーRPGだけど方向性は全く別で、
しかし改めて見ると今はそのゲーム性と周辺の補完する様々なものなどが、
スカイリム、ドラゴンエイジ、ウィッチャーなどの最近の大作RPGには
全部1つのゲームの中に入っている時代なんですなあ。
ある意味では私の中の「RPG観」というのはこのへんの80年代くらいに
出来上がっていたもので、だからこそハマっているのかもしれませんが、
とはいえ時間があきすぎたので慣れるのに苦労しましたがw

つーか私的5大RPG!みたいな事言っても当時はひとつもクリアしてないしねw
ドラクエ1も竜王に騙されてビルダーズ次元飛ばされたので、
ちゃんとクリアしたのはもっと後だったし。

同じ時期に好きで遊んでいたジャンルとしてはポートピア連続殺人事件みたいな
淡々とひとつの事件を捜査していくアドベンチャーゲームがありましたが、
名前を覚えてる作品も2~3個くらいしかないので詳細不明なんですよね。
最近その手のジャンルは全く遊んでいないので情報もないですが、
こちらはクリアした記憶が一切ないので今やったらちゃんといけるのかな・・・。
当時のゲームはヒントないの割りと普通だから今でも無理かな?w

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