1722年10月 グレートイグアナ
エドワード達海賊がナッソーを追われた後に拠点としていた場所。
そこをアサシン教団に提供することになった。
エドワードの教団への贈り物とも言える。
アドヴェールは教団に残る。
取り逃したウッズ・ロジャーズの始末を彼に約束する。
アドヴェールはこの後、15年ほどのちに奴隷反乱に巻き込まれて
そこで活躍するDLC「自由への叫び」で主人公となる。
が、それはまた別のお話・・・
ナッソーの海賊達唯一の生き残りの仲間、アン・ボニーに
エドワードはさりげなく一緒に来ないか?と誘うも、
アイルランド女の行く所じゃないとさらりと断られるw
エドワードはイングランド人の父、ウェールズ人の母を持つが
そういうものもあるのかなという感じがしますね。
あなたは良い人、良い父親になれる、と言葉を添えるアン。
彼女は送り出すエドワードに、歌を贈る。
The parting glass(別れの杯)
エドワードの目に浮かぶのは、懐かしい仲間達
青春の日の幻影
港に一隻の船が入ってくる。
一輪の花を携えて待つエドワード。
船員に促され、一人の少女が降りてくる。
ジェニファー・スコット。
かつてのエドワードの妻、キャロラインの娘。
エドワードの娘。
1713年頃には二人の関係は終わっていた。
エドワードは夢を選び、妻は去っていった。
海賊として名を馳せた数年の間、エドワードはいつか彼女を
迎えに行くことを心の中に描いてはいたが、連絡を取ることもなく、
既に2年ほど前に亡くなっていた事を知らなかった。
そして、キャロラインが自分の娘を産んでいたことも・・・
ロンドンへと向かうジャックドー号。
船上で二人はいろいろな事を話し合う。
今までのこと、これからのこと・・・
ジェニファーは問いかける「海賊はいる?見てみたい」
エドワードは答える「いや、無理だろうな・・・」
エドワードの、最後の航海が終わる
数年後 ロンドンのとある劇場にエドワードの姿があった。
隣には成長した娘ジェニファー、そして腕の中には息子、ヘイザムの姿が。
アサシンクリード4 完
エドワードに改めて興味を抱いたのはシンジケートをプレイした時です。
アサシンクリードというゲームそのものはどうにも進化が停滞し、
他の大作ゲームがどんどん新たなステージへ突入していく中で、
せいぜいグラフィックが良くなった程度でしかなかったアサクリ。
しかし歴史の各地を追体験する独特な世界観と、その中で描かれる
アサシン教団とテンプル騎士団、かつて来たりし者達の影の歴史、
そして歴代主人公を始めとする大河的な物語の系譜、
それらは他のゲームでは味わえない大きな魅力でもありました。
んでふとした気分でローグの動画を見て、ゲームへの期待度の低下とうらはらに
物語面ではまた興味が出てきて、未プレイの作品で描かれている
アサシンクリードサーガを見届けたいという思いを抱くようになり。
引っ越しもあって何か途切れてしまったような感情を抱いていたのもあって
何かを繋げるものを探していたような気もします。
ついでに夏真っ盛りを迎えるにあたり海ゲーがしたくてたまらなくなり、
セールも待たずに買ってしまったアサシンクリード4。
内容自体は動画で以前にほとんど見てしまっていたんだけど、
だからこそこれをプレイすることで自分も何かを得られるかもしれないという
そんな気分もありました。昔を懐かしむ思いもあった。
とりあえず海賊ゲーとしてこれ以上ない満足を得ましたw
もうホントに海賊ゲーとして面白くて、海を漂ったり、島々を巡ったり、
船団の襲撃に明け暮れては稼いだ資材と資金で船を強化し、
交易艦隊を組んだり、海に潜って宝をあさってみたり、サメやクジラを狩猟し
思う存分海ゲーを満喫できました。
オープンワールドゲームとしてもこれまで悪人プレイ的な要素でしかなかった
NPCへの襲撃・略奪行為がゲーム面でも物語面でも噛み合っていて、
いろいろ新しい発見というか新鮮な気分でプレイできました。
PC版のおかげでロードもサクサクだったし。
ただ、アサシンクリード要素は相変わらずあまり出来が良くはなかったw
やりこみ要素もほぼやり尽くすほど、終わるのが寂しいゲームだった。
そのせいで途中でライトニングリターンズをプレイしたりして、
若い頃を思い出してどうのこうのみたいな気分はそっちで満喫できたのもあって、
またエドワードの物語の結末はわかっていたのもあって、
エンディングを迎えた際に自分のロールプレイみたいなものと
うまくケリをつけられないかなという気はしていたのだけど、
やっぱり最後に海賊たちが浮かんできた光景には涙しますね><
少なくとも毎年夏になるとこのゲームを思い出すことだろうw
イングランドへ戻ったエドワードは、ロバート・ウォルポール卿に恩赦を受け、
元々モテる男、大家の娘テッサ・スティーブンソン・オークリーと出会い
彼女の手助けのもとクイーン・アンズ・スクエアの邸宅を購入し、
テッサと再婚してヘイザムをもうけ、家族仲良く暮らしていったそうな。
エドワードはその後、海賊からはスッパリ足を洗ったのは当然だけど、
やはりアサシンとしては活動していたらしい。
アサシンの血脈である彼らが運命から逃れられるはずもなく・・・
その後時系列的に先の話となるアサシンクリードローグ、3、ユニティへと
彼等の物語はつながっていくことになるわけですが、
正直そこにロマンを見いだせなければゲーム的にほんとにさらっと
スルーできてしまう、申し訳程度にしか出てこないという。
なのでプレイしていると大抵そういう大河的要素は感じることもなくw
もちろんゲームなのでゲームとして面白いことが第一。
アサシンクリードは歴史ある町並みを好き放題飛んだり跳ねたり走ったりできる
バルクールアサシンアクションゲームの金字塔でもあるわけなので
そこをまず取り戻さないことには始まらないと思います。
いまだ何の情報もなく来年も出ないかもしれない新作には
そのマンネリを打破する素晴らしい面白さを期待したい。
VRとかいろいろあるけどそういう面での対応じゃなくてね・・・。
アサシンクリードも来年で10周年なので、
その先の10年も続くようなデカイ花火を打ち上げて欲しいところです。
んで願わくばそれに応えうる魅力的な主人公と奥深いストーリー、
あと過去作からプレイしているファンが楽しめる要素が多少あればw
現代編をどうするかは正直かなーり微妙ではありますけどもね。
一応私が購入したアサシンクリード4にはDLCでアドヴェールと
アヴリーンの物語が付属していますが、ひとまず置いておこかなと思います。
ローグとかクロニクルシリーズもいずれプレイするかもしれませんが、
アサシンクリードは映画までしばらく寝かせておこうと思います。
安らかに眠れ 復活の日まで