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タグ:トロフィー

20190209163829
バイオRE2トロコンしましたー!
プラチナは実質6つ目かな。
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Assassin's Creed® Origins__1043
先日無事に(本編の)トロコンしましたー!続きを読む

モンスターハンター:ワールド_20180216213926
先日のイベントクエストでミニチュアクラウンをゲット。

他、仁王やアサクリなどのトロフィー関係日記など。

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最後のボブルヘッドをゲットしてフォールアウト4、Steam実績解除完了!!
いわゆるプラチナトロフィーです。まさかこんなに早く人生2個目のを
取得することになるとは思わなかったw
スカイリムも多分PS3とPCあわせれば全部取得してるはずだけど、
いまだにチンタラやってるので全解除してないんですよねー(;´∀`)

難しいのは拠点満足度100%のくらいかな?
まあハッキングは途中から嫌になって正解1個にするMOD入れてたし、
ボブルヘッドの場所とか攻略サイト頼みなので比較にはできませんけど。
■釈然としない派閥クエスト
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派閥クエ全部クリアした感想としては、どれもどこか釈然としないものが残るw
3ルートはラストの展開が同じで敵が息子、しかも結局どれでも彼は死ぬ。

派閥の連中は連邦の支配や領土・資源的な野心の元に動いてるんじゃなくて、
人造人間の是非を巡る問題で対立しているだけだから交渉や妥協の余地がない。
相手を殺し尽くす殲滅戦争なんですよね。
んでその最たる「武器」に主人公がなっていてパシらされている。

メインクエでショーンに出会った時点で私の中ではストーリー終わってるので、
それ自体は満足しているんだけど、だからこそ余計にその後の派閥クエストは
動機をうまく見出せないまま終わってしまった。
自由にキャラ作ってRPするゲームならいんだけどもね。

まあBOSは過去作の掘り下げにつながるし、楽しめたかな。
■フォールアウト4の物語とは
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最後はパイパーが何を言うか期待して連れて行ったんだけど、
「もう恐怖はなくなった。これで安心して眠れる。」というセリフを聞いて、
個人的にはこれがエンディングかなーと感じました。


人造人間に関して、プレイヤーにはニックやダンスがいるし、
ハンコックやストロングら人間ではない者もたくさんいるから問題にはしづらい。
正体を明かして敵意を否定し、安全を保証するのであれば、
例えなんだろうと受け入れてくれるNPCも多い気がする。
マクソンですらダンスを逃がす選択肢があったのだから。

しかし「隣人がさらわれ、人知れずすり替えられている」という事件は、
人造人間の存在容認とは全く話しが違う。

インスティチュートと人造人間の存在は誰もが知っているが、
その手段や目的、居場所などを知る者は誰もいない。
情報は隠蔽され、消えた人を探す者もいない。
レイダーのように見える敵とは戦えるが、見えない内部の敵とは戦えない。
現状正体を確かめる手段は殺して内部のパーツを確認する以外にない。
(この世界では義手や人工部品などの医術はないのだろか?)
それが何十年も行われている。

これはやっぱり大きな恐怖じゃないだろーか?
私がフォールアウトを通じて「この世界もいいもんだ」と感じた、
ダイヤモンドシティやグッドネイバーなどの人々にとって、
この事件を解決する事は自然な動機だったと思う。


そもそも主人公の物語は、息子を誘拐される所から始まったわけですよ。
幸い主人公はその問題を解決はできたけども、誰もがそうではないし、
肝心の息子が今やその誘拐すり替え事件の首謀者になっている。
彼に協力して意思を継いだ場合、今度は主人公自身がその手で、
連邦の人々から大事な人を奪いすり替える首謀者になりかわるわけだ。
インスティチュートルートにはそれを修正する選択肢がない。

それは私のプレイの中にはないルートかなと。
■ダメ息子ショーン
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ショーンは初めて地上に出て眺めた風景、その先にはレイダー拠点w
まあ残念ながらショーンにはこの私のエンディングは理解できないでしょうね。
彼は自分の誘拐はラッキーだったと考えているのだから。

屋上での会話(音声バグありまくりだけどw)を全部聞いてみると、
やっぱりコイツはなんにもわかってねーなという感想になってしまうw
これへの答えは最後の会話で回答できる「全てあなたが作った敵だ」と
答えるしかない。

ショーンは親子の愛情と呼べるものを知らずに育った。
主人公に対しても親という感情を抱くことはできなかった。
その正直な意見は正しいと思う。赤ん坊のまま連れ去られた彼には記憶はない。
彼が子供ショーンを使ってミスリードさせたのは実験のためと、
もうひとつは自分自身がまず対応する自信がなかったんだろう。
子にとっての親の反応を見る以上に、親に子の自分をどう見られるか、
心配はあったに違いない。子供ショーンを託したのは自分の分身であっても
親子でともに過ごす時間を体験したい、体験させたいと望んだからだと思う。


ところがショーンにはそうした感情が地上に住む人々が一般的に
持っているものだという事までは理解ができなかった。
人を信じる感情を失っていたケイトやマクレディにもそうした思いがある。
それどころか人造人間であるニックやダンスにだって人の心がある。

しかしショーンは機械にそんなものはないと明言する。
レイダーなどの活動を見てこいつらに人の心なんかねーと決めつけたかも。
いずれにせよその方が研究への意欲や好奇心の前には都合がいいだろう。

人造人間のベースが全てさらってきた人間かはわからないが、
その人達は実験のために拷問されることもあり、おそらく全員死亡している。
そして偽物が本人のフリをして舞い戻りスパイ行為を続けている。
家族は騙された事も知らぬまま。

ニックの探偵クエによればインスティチュートはぼっちは狙わないw
より交友関係の広い者の方がテストに適しているし隠しやすい。
木を隠すなら森の中、人造人間を隠すなら人間の中だ。
これはつまりマクソンの言う通り、より効果的なダメージをもたらす。


そんな事をしておきながらショーンは連邦に対しての勝利宣言で
「自分たちをそっとしておいてくれ」なんて事をのたまう。
相手の体にナイフを突き刺しながら、だ。
■インスティチュートの目的はなんなのか
そこまでしてインスティチュートは何をしたいのか?
目的はハッキリ明言されないけど、おそらく「研究し続けること」だと思う。

「科学が人類の未来を作り出す」という概念こそがインスティチュートであり、
言わば「科学の科学による科学のための」組織。
エンターテイメントが人々の幸福に役立つはずだ、とかそれのようなもので、
しかし科学者個人は他分野の研究にはあまり深い理解をしていないみたいだし、
戦前の技術に関してはあまり信用していないから、
結局「自分たちが作るもの以外に興味もない」って事なんだろう。

「科学が人の制御を追い越す事はない」とショーンは演説しているけど、
既にモラルの分野でとっくに追い越しており制御を越えている。
BOSが危惧しているとおりに、いつの日か神を気取って地上勢力を一掃し
自分達の都合の良い「未来」に作り変えようとするかもしれない。

事実インスティチュートは過去に連邦の統治を掲げる会議に
人造人間を送り込んでぶっ潰してもいる。
BOSやレールロードに対しては敵意をむき出しにして襲いかかるし、
証拠隠滅のためにコーサーや人造人間を送り込んで虐殺も辞さない。

自分たちの研究を未来永劫続けるために邪魔する奴はぶっ殺す。
それがインスティチュートという組織だと思う。


最初に出会った時にはインスティチュートやショーンらに対して、
特に強い否定や怒りを感じることはなかったのだけど、
最終的にはやはり「(自覚のない)悪」という認識になりました。
■辿り着いたエンディング
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「人は過ちを繰り返す」(意訳)というフォールアウトのテーマと、
主人公とリンクした私の体感してきた物語を一本の線を敷くならば、
困った息子にキツイおしおきをしてインスティチュートを壊滅させ、
科学者達にはその対価を支払わせ、連邦の人々の安全を脅かす問題を解決する。

これが私の中でのエンディングかなと。

もしひとつだけ望みがかなうなら、Vault111へ入る前に戻る事よりも、
そのことを少しでもショーンにわかってもらえる時間が欲しかったかな。

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